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「 ビャクシンの木立 」
2026年 4月 原画サイズ 四つ切
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いまから30年ほど前、伊豆の大瀬崎(おせざき)にスキューバで通っていました。
その後はスキューバから離れ、また転居もして疎遠になっていましたが、昨年末の展示会に、この地にご縁のある方がご来場され、互いに静岡ということで懇意になりました。
その流れで今年になって久しぶりに大瀬崎に足を運びました。
そこには当時とほとんど変わらない明るく穏やかな海が山裾に広がっていました。
しかし驚いたのは、30年前にも見ていたはずのその場の植生です。
タイトルにあるビャクシンは常緑樹ですが、ここではその幹、枝がまるで生きた龍が躍るようにねじ曲がり、四方に稲妻のような枝を張り出しているのです。
そのビャクシンの巨樹が何本も海岸に自生し、その樹間から駿河湾越しの富士山が見えます。
30年前からこの景色が変わったわけではありません。
この風景を前にして、受け取る自分の見え方が変わったのですね。
当時は、海の中にばかり気持ちを向けていて、落ち着いて周囲を眺めていなかったわけです。
アートが始まって4年が経過し、少しはアーティストとしての感性が磨かれたのでしょうか。
機会がありましたら、大瀬崎を訪ねてみて下さい。
この巨樹たちのすごいエネルギー感を感じることが出来るでしょう。
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