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「 春 霊峰 」
2026年 4月 原画サイズ 四つ切
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2025年の夏に完成した「夏 海風」から四季のシリーズ化を進めていました。
この作品は前々作「冬 静謐」に次ぐシリーズ締めくくりの作品となりました。
以前から、富士山の西側、朝霧高原には時々出向いて想を練ったりモチーフになる自然の命を探したりしていましたが、そこにある遅咲きの桜は落ち着いた環境にあるのでじっくりと触れ合うことが出来ます。
そこから見る富士山は、手前に牧草地が広がり、その奥には樹海が続きます。
その風景をベースに自分の内側に湧いてくる春のイメージを取り入れた表現としました。
この作品では、「間」を取ることに腐心しました。
当初は桜花の反対側に何か描こうと思っていましたが、進めてみると繁雑になるように感じられたので、思い切って空としました。
雲も入れず空の青をグラデーションで中央上がりに描いて、富士山と空の一体感を出しました。
天地の広さ、奥行きが感じられるでしょうか。
この作品は、僕にアートが始まる前から心身ともに癒してくれている朝霧高原の自然に感謝を込めて描いた一作です。
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